頭皮のエイジングケア〜頭皮と毛髪の構造について〜
ブログ｜2019.01.24
・頭皮の構造
頭皮は、皮膚と同様に表皮、真皮、皮下組織の3層構造となっています。
表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造となっており、最深部の基底層から角質層まで細胞が押し上げられ、最終的には剥がれ落ちます。この剥がれ落ちた細胞を、皮膚ではアカと呼び、頭皮ではフケと呼ばれます。
頭皮の細胞周期は、基底層から角質層に達するまで14日間、そこから剥がれ落ちるまで14日間かかり、約28日間のターンオーバーとなります。このターンオーバーはお顔の皮膚でも同じとなります。
・毛髪の構造
毛髄質（メデュラ）、毛皮質（コルテックス）、毛表皮（キューティクル）の3層構造となっています。
毛髄質は、全ての毛髪に存在するわけではなく、太い毛髪ほど毛髄質の量は多く、細く軟らかい毛髪ほど少ない。
毛皮質は、毛髪の8割以上を占めていて、毛髪の強さ、柔らかさなどの髪の性質を左右する重要な部分です。
毛表皮は、毛皮質を保護する役割を担っています。この毛表皮が多ければ多いほど、髪質は硬くなると言われています。
