マリオネットライン
ブログ|2018.09.20
マリオネットライン、聞いたことありますか?男性の方はもしかしたらピンとこないかもしれませんね。おそらく女性の方はご存知だと思います。上の画像のように口の両端から顎に向かって走る2本の縦線のことで、40代ぐらいから目立ち始めることが多いです。ほうれい線もそうですが、このマリオネットラインが目立つことにより老けた印象になってしまいます。
では、なぜこのようなマリオネットラインが出来てしまうのか?原因はいくつかが合わさってるものですが、主な原因は「乾燥」と「たるみ」です。
加齢によりターンオーバーの力が弱まったままにしておくと、水分の保持が難しくなり、表皮が「乾燥」しやすくなります。乾燥が進行するとお肌の柔軟性が欠け、ラインが出来やすくなってしまいます。
もう一つの原因である「たるみ」は、真皮層のコラーゲンやエラスチンが加齢と共に減少していき、お肌のハリが失われたり、表皮と真皮との連結が弱まってズレが生じ、たるんでしまいます。
又、真皮層の下にある脂肪や筋肉や骨が加齢により萎縮してしまうのも関係があります。脂肪や骨の老化を止めるのは難しいですが、頬の筋肉(大頬骨筋、小頬骨筋、頬筋)の萎縮、広頚筋のたるみ、口角下制筋の縮みや硬化などは対応可能だと考えています。
さて、美容鍼ではどのように治療していくのか。
「乾燥」に対しては、鍼をすることで血流を良くしてお肌に栄養を与える。そしてターンオーバーの改善をさせる。
「たるみ」に対しては、真皮層を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促す。顔全体を引き上げる。大頬骨筋、頬筋、広頚筋を鍼に電気を流して鍛える。口輪筋、口角下制筋を緩める。出来てしまっているシワには直接鍼をしていきます。
HARICA(ハリカ)では、このように美容鍼で様々な方法を用いて対応していきます。