自律神経〜昨日の続き
ブログ|2019.09.01
こんにちは、(京都・二条)会員制美容鍼サロンHARICA 院長の三牧です!
今日の午前中の京都は雨予報でしたが降らなかったので久しぶりに自転車で通勤。
では、早速昨日の自律神経のお話ですが、自律神経についての詳しい説明はウェブ上ですぐ検索出来るので割愛させて頂きます。
今回のブログでは、ごくごく簡単な説明と皆さんに知っておいて頂きたいことを書いていきます。
まず初めに、自律神経とは、内蔵や血管などの、意識とは無関係に働いている器官を制御している神経のことです
交感神経と副交感神経とに分類されます。
交感神経は、ストレスを受けて興奮している状態や何かに集中している際に優位になります。
交感神経が優位になると、心拍数が増加したり、末梢血管が収縮したり、内臓の働きが抑制されます。
また副交感神経は、ゆったり休まっている状態、落ち着いている際に優位になります。
副交感神経が優位になると、心拍数が抑えられ、末梢血管が拡張し、内臓の働きが促進します。
通常はこの2つの自律神経によってバランスを取って生体のコントロールをされています。
では、なぜこれら2つの自律神経が痛みや美容に対して影響をもたらすのか?
それは、一言で説明出来ません。笑
なぜなら、様々なケースがあるからです。
答えは1つではないという事です。
しかし、だからと言って説明をしないのは無責任なので例の1つを紹介したいと思います。
まずは、交感神経が関与している痛みについて。
交感神経が高ぶると痛みが増大する事があります。
それはなぜか?
本来、痛みを伝える神経は交感神経とは別ですが、何らかの影響で交感神経が枝を出し、痛みを伝える神経と連結してしまいます。そうすることで交感神経が興奮した際に痛みを伝える神経までもが興奮してしまい痛みが増大してしまうのです。
なので、ストレス下に晒されている人は、通常では考えにくい痛みの感じ方をするケースがあります。
ちなみに、ここでいうストレスとは単にイライラするというだけでなく、不安や悩み、悲しみなど日常生活を送る上で当たり前のような感情も全て含まれます。
ということは、誰にでもこの交感神経が関与する痛みを感じる可能性があるということですね。
美容についても簡単に説明します。
交感神経が優位になると末梢血管が収縮します。そして血行が悪くなります。
顔の肌組織や表情筋に栄養分である血液が行き届かないということは、どんどん衰えていきます。
これだけでも自律神経が乱れて、交感神経が優位になってしまうと美容に良くないのが分かると思います。
美容鍼サロンなのに美容の話が少なくなってしまいましたが、今日はこの辺りで失礼します。
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